急に聞こえにくくなる

耳鳴り・難聴の症状は

いきなり起こる「難聴・耳鳴り」には、さまざまな種類があります。なかでも最も多いのが「突発性難聴」です。仕事が忙しくストレスの多いある日、朝起きると右耳に耳鳴り(耳が聞こえにくくなっている・動くと回転性の軽いめまい)が起こる。このような症状が突発性難聴です。突発性難聴は、両耳に起こることはまれで、ほとんどが片側の耳だけに発症します。そして、(何時何分、何をしているときに起きた)とわかるほど、発症時期が特定できることが特徴です。同時に、(耳鳴り・耳が詰まったような感じ・めまい)などが起こることがあります。ただし、めまいは、メニエール病(激しい回転性のめまいが数分〜数時間・耳鳴り・難聴)のように繰り返し起こることはありません。

血流障害・ウイルス感染

突発性難聴の原因は、まだはっきりとわかっておらず、(血流障害)と(ウイルス感染)の2つの説が考えられています。(血流障害)内耳の血管が、何らかの原因で細くなったり詰まったりして、血流障害が起こることが、突発性難聴の原因だと考えられています。そのため、突発性難聴は、「耳の狭心症・耳の心筋梗塞」と呼ばれることがあります。(ウイルス感染)おたふくかぜのウイルスなど、耳の神経を傷めやすいウイルスが内耳に感染して炎症を起こし、発症すると考えられています。これらの2つの原因には、ストレスが大きく関与しているとされ、ストレスの影響で耳の血流障害が起きたり、免疫の働きが弱まってウイルスに感染しやすくなると考えられています。